教育・不登校フォーラム開催します1/14・2/11
私は今、中学生、高校生、大学生、社会人、そしていろいろな背景を持つ若者たちのライフキャリア支援に携わっています。
本校の生徒たちの多くは不登校経験者です。横に座り、彼ら彼女らが見ている景色を一緒に見ています。耳を澄まし、心を開くと、彼らの豊かな感性に気付かされます。そして、自分の中に横たわっていた概念や思い込みが再構成されていくのを感じています。
「不登校」「登校拒否」「引きこもり」という言葉は、「学校に行くこと」「学校を受け入れること」「社会と関わること」を前提とした言葉です。それが良い悪いということではなく、言葉と共に価値自体が造られていくという事実があります。
「不登校」という言葉を「学校に行かないことを選択した」と書き換えると、そこに「可能性」や「広がり」「主体」を感じます。今回、「教育・不登校フォーラム」にお招きいただきました。
1月14日は、「今、社会で求められる能力と感性〜不登校経験者が活躍する時代へ」という演題で基調講演をさせていただきます。
2月11日は、パネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただきます。
当事者の方も、教育分野に関心のある方も、そうでない方も、ぜひお越しください。きっと、未知の景色に出会えると思います。
キャリア教育センター 飛鳥井