英語 英語(米口語)の応答

こんにちは、つばさ高等学院の布施です。今日は、知っているようで知らない英語(米口語)の応答についてお話しをしたいと思います。それでは、今日も例文で確認しながら一緒に見ていきましょう。

 

 【例1】英語で挨拶をするとき、相手が「Hi」といったら、

 1.Helloと返す

 2.Hiと返す

どちらも、正しいですが、米語では、オウム返しを嫌う傾向があるので「Hi」と言われれば「Hello」で返し、「Hello」と言われれば「Hi」が普通だそうです。

 

【例2】 英語で自己紹介をするとき、

1.My name is ………………..

2.I’m …………………….

これも文法的にはどちらも正しい英語ですが、米語では、2のI’m ……… が好まれる傾向があります。理由は、1のMy Name ……….. と自己紹介をすると日本で言う時代劇のような感じが米国人には感じられるそうです。米国でいうところの西部開拓史時代、いわば西部劇の英語、つまり過去の遺物、大昔の人が使う表現になるみたいですね。

 

【例3】 英語で「どうもありがとう」とお礼を言うとき、

1.Thank you very much.

2.Thanks a lot.

1と2の違いについて考えたことってありますか。恐らくないと思います。感謝の気持ちを強く表したいときは1の文章にvery、veryを重ねると「感謝の気持ち」が強くなるなんて思っていませんか。米語では、1の表現では、恩着せがましく場合によっては「イヤミ」に聞こえることもあるそうです。感謝の気持ちは、Thanks a lotが無難なようです。若しくは、ただ単純にThanksが現代米口語では一般的なようですね。

 

【例4】 英語でThanksとお礼を言われたとき、

1.You’re welcome.

2.No problem.

どちらもThanksと言われたときの応答として、これも、文法的には、どちらも問題はありませんが、米国人の耳には1ですと高飛車に聞こえるそうです。あえて和訳をするとしたら、「まぁ、当然でしょう!」のような感じだそうです。現代米口語では、2のNo problemが普通のようです。

 

【例5】 英語で別れ際に、「さようなら」というとき、

1.Good-bye.

2.See you.

どちらも馴染みのある「さようなら」の表現ですね。米口語では2のSee youが一般的だそうです。1のGood-byeを用いると、日本語でいうところの「じゃ、アバヨ!」のようなニュアンスがあるようです。

 

今日は、米口語の応答を中心にお話しをしました。どうでしたか。どれも知っているようで知らないニュアンスだったのではないのでしょうか。英語も人の話す言葉。時代とともに少しづつ変わってきているんですね。英語って楽しいですね。それでは、みなさん、少し早いですが、素敵なクリスマスと良い新年をお迎えください。Merry Christmas and A Happy New Year 2016!

 

つばさ高等学院事務局長 布施茂太

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