否定語をマスターしよう!

 こんにちは、つばさ高等学院で英会話を担当している布施です。

 今日は、否定語のお話をしようと思います。実は、否定語をしっかり学習していないと「英会話」であれ「英文読解」であれ・・・、正しく意味を把握できなくなってしまう恐れがあります。それでは、今日もいつものように例文を見ながら考えていきましょう。

 

1.She is not a little tired.

2.She is not a bit tired.

 

 どうでしょうか。一見すると、どちらも似通った文章に思いませんか。でも、意味は全く異なります。ヒントは、どちらかが疲れていて、どちらかは疲れていません。それでは、品詞分解をして考えてみましょう。

 

1.She (S) is (V) [not a little] tired (C).

2.She (S) is not (V) [a bit] tired (C).

 

 1.は語否定で not a little は「少なからず、かなり」であり、一方、2.の not は文否定で、a bit は否定の意味を強めている副詞句であることに気がつけるかどうかが、正しく意味を把握するためのキーとなります。それでは、注意しながら和訳してみましょう。

 

1.『彼女は少なからず(かなり)疲れている。』

2.『彼女は少しも疲れていない』

 

 となります。どうでしょうか。サッと意味がとれたでしょうか。今日は、「否定語に注意をしなければ、たった一文も正しく意味がとれなくなってしまう」という否定語には要注意というお話でした。

 

 つばさ高等学院事務局長 布施茂太

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