きつねさんとたぬきさん
毎週金曜日は「特別授業の日」!
学院長の仲野とキャリア教育センターの飛鳥井が、特別授業を担当しています。
先月までは4回に渡り、学院長の「世の中授業」が開講されました。
そして現在は、飛鳥井の「キャリアデザイン」が開講中です。
昨日の特別授業はゲストレクチャーでした。
「はっぱさん」という教育コーチングのトレーナーをされている方をゲストにお招きしました。
「きつねとたぬきの物語」というお話を通じて
「考え方」や「捉え方」について学びました。
例えば、こんな感じ
きつねさん:「お后様に命令されたから薬草を取りに行かなければならない」
たぬきさん:「お后様の命令を受けて薬草を取りに行くことにしたんだ。王子様の命を救うためにね」
みなさん、どう感じられましたか?
きつねさんとたぬきさんの違いってわかります?
もう少しだけ・・
きつねさん:「ぼくはどっちに行くべきだと思う?」「じゃあ、右に行くしかない」と決断しました。
たぬきさん:「それぞれどんな道なの?」たぬきさんは自分に問いかけ、「右に行きたい」という心の声を聞いて「よし、右に行くぞ」と選択しました。
きつねさん:「リスのやつ!こんな恐ろしい吊り橋があるなんて言ってなかったぞ!」と怒りと一緒に歩きました。
たぬきさん:「面白い!度胸を試すチャンスだ。よーし、渡りきってやるぞ!」と勇気と一緒に歩きました。
きつねさんはこんな感じですかね・・
・できる、できないの外の理由で動く
・仕方ない、やるしかない、やむをえない、という決断をする
・環境や誰かのせいにする
たぬきさんはこんな感じかな
・目的に向かって自分の意思で動く
・たくさんの候補の中から自分の意思で選ぶ
・自分の責任として起こったことを受け取る
たぬきさんってすごいなーって私は思いながら
自分の中に、たぬきさんっぽいところもたくさんあるなと感じました。
講師のはっぱさんは
「きつねさんやはっぱさん、いろんな要素を試してみてください。そして、どうだったかご自身で感じてみてください」
とおっしゃいました。
たぬきさんになりなさい、ということではなく
たぬきさんやきつねさん、いろんな自分をしっかり見て、なりたい方向を試してみる・・・
私はそんな風に受け取りました。
受講生の生徒や保護者の方、私たちスタッフも
それぞれ、いろいろな感想を抱いたようです。
(写真:はっぱさん)
んー〜〜〜
面白かった!!!!
キャリア教育センター 飛鳥井