①手間ひまかけた関り

本校は、最新鋭の設備や立派な校舎があるわけではありません。また、進学することだけが目的でもありません。「人」と「人」との絆を育むことに時間と心を割いています。継続的なカウンセリングや特別授業の実施、そしてキャリア教育の充実など、手間ひまをかけた教育を行っています。生徒に関わる教職員全員が“お節介”なのです。もしかしたら、情報化・スピード化・効率化した現代を逆行するような教育かもしれません。それでも手間ひまをかける理由があります。

建学の精神である「自立」こそが、私たちが目指す未来の生徒の姿だからです。「卒業」は通過点に過ぎません。学校を出た後、生徒たちの目の前には「社会」という大海原が待ち構えています。高校へ進学、就職し、様々な人と関わり、自立して生きていく。その過程で、つまずいたり、落ち込んだり、立ち止まってしまうことがあるかもしれない。そんなときでも前向きに生きていくことを選択する人になってほしいのです。

たった一人でもいい、本気の応援者がいれば、人は生きていけます。そんな「本気の応援」こそが「手間ひまをかけた教育」なのです。本校には、様々な事情を持った、様々な個性の生徒たちが学び合っています。生徒の数だけ「人生=進路」があります。生徒一人ひとりの「人生=進路」を本気でサポートするのが本校のキャリア教育です。進学、留学、就職など多様な進路に対応できるサポート体制があります。不安や悩み、まるごと抱えて本校にお越しください。その不安や悩みを希望に変換していきます。少しずつ、一歩一歩、手間ひまをかけながら。みなさんに会えることを心から楽しみにしています。

②生徒が自ら行動する力を養う<自立する>

つばさスクールは、「何のために学ぶのか?」「何のために生きているのか?」そのようなことを問いかけながら、自ら考え、自ら選択する(自立)力を養っていきます。その方法として、コーチングによるアプローチや、個別面談を織り交ぜながら、個々の持っている個性や能力を最大限に引き出していきます。学校で、社会で、たくましく生きていけるコミュニケーション力、人間力を育んでいきます。

③母体が学習塾だから勉強も安心

勉強もしっかりしたい!
〇〇に進学したい!
勉強が遅れてしまわないか心配…
という不安にも安心です。
つばさスクールは学習塾も一緒に運営していますので、学習塾のテキストが使えたり、ノウハウもあります。

勉強もひとり一人の生徒の能力とペースに合わせて進めていきます。
1対1のマンツーマン形式だから、分からないところも周りに気にしないで聞けます。誰かと比べられることもありません。

学習スペースと飲食や遊びのスペースが別になっており、メリハリをつけて過ごすことができます。学習スペースで他の生徒と机を並べて座ると、家では全く勉強しない生徒も勉強をしようという気持ちになったり、家で勉強するよりも集中できたりします。

④一人ひとりの生徒に・個性に・目的に寄り添う

学校に行けない理由は一人ひとり様々です。環境も違えば、個性も性格も、能力も違います。 まずは生徒にとことん寄り添い、とことん理解していくことを大切にします。どんなことが好きで嫌いなのか。何に躓いてしまったのか。どんなことで悩んでいるのか。どんなことがしたいのか。どんなことならできるのか。どんな未来を描いているのか。 個性が強いこどもは学校の枠に合わなかったりすることが多くありますが、個性や性格は長所でもあり短所でもあります。その個性の活かし方を見つけるためにも、自分で自分を知っていくことが大切です。そして、一緒に自分に合った道を探し、その道に一緒に向かっていきます。自転車の補助輪のように支えながらも、最終的には一人で進んでいけるようにします。

⑤オーダーメイドで一人ひとりに合った進路をサポート

目的は様々あっていいと思います。決まった場所へ通えるようになること、コミュニケーション力を身に付けること、学力を上げること、学校へ戻ることなど、個々の状況やペースに合わせて進めていきます。急いで詰め込んでもパンクしてしまうだけです。一つ一つ確実にステップを踏んでいくことで、達成できたという自信が生まれ、ゴールを達成できます。子どもと親とスタッフと三者で相談しながら納得のいく目標を設定していきます。

⑥生徒のやる気や才能を発掘する特別な授業

世の中を生き抜く力を育むためにも、心理学、コーチング、ソーシャルスキルトレーニング(社会生活技能訓練)、コミュニケーショントレーニング、モチベーション教育などを取り入れたプログラムでしっかりとサポートしていきます。
また、世の中で必要なことを学ぶ、学院長の「世の中授業」などもあります。

⑦スタッフが全員がコーチングの資格を保有

相手に答えを与えるのがteachingだとしたら、逆に相手から答えを引き出すのがcoachingです。
コーチの語源は「馬車」と関係があり、コーチは相手の行きたい場所(コーチの行きたい場所ではなく)に、相手を大切に送り届ける役目があります。
teachingも必要ですが、主体性を育むためには、coachingの関わりが必要です。教育の教はteaching、育はcoaching であり、両方あってこそ、教育と言えるでしょう。
生徒は「こうなりたい」「こうありたい」「こうしたい」という思いを必ず持っています。「どうしたい?」と問いかけ、それを実現するために何が必要か、何が実現の邪魔をしているか、一緒に考えていきます。

詳しくは→こちら

⑧親御さんのお悩みを解決するお悩み相談室や親の会があります

不登校で悩むのは子どもだけでなく、親もそうです。一生懸命育ててきたのに…と親も精一杯頑張っています。そして、多くの親御さんは、「私の育て方の何が悪かったのだろう?どうしてこうなってしまってのか分からない…。お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じように育ててきたのにどうしてこの子だけ…、何を考えているのか分からない。どう関わっていいのか分からない、この先社会でやっていけるのだろうか?友達は出来るのだろうか?」などと、自分を責めてしまったり、どうしていいのか分からなくて困っています。そんな親御さんの悩みも解決していくことで、子どももイキイキと生活することが出来るようになっていきますし、家庭が明るく楽しくなります。子どもの幸せだけでなく、家庭の幸せも目指します。様々な悩みにお答えする相談会があります。そして親の会も定期的に開催しています。